研究助成プログラム

助成研究公募

タカタ財団 平成25年度研究助成について

公益財団法人タカタ財団平成25年度研究助成の公募は12月15日をもって締め切りとさせていただきました。

タカタ財団は、「交通事故犠牲者ゼロ」の実現に向け、交通事故低減に関わる調査、研究、教育等活動を助成することを目的として平成20年12月に設立されました。その活動の一環としての、特に「人」に焦点を当てた研究を対象とする研究助成プログラムは、他に類のない独自のプログラムとして、これまで19件の研究に対し助成を行ってきました。

多くの若手研究者からの積極的な応募と学際的・萌芽的研究の応募を期待し、平成25年度助成研究公募を行います。

下記内容の創造的で社会的意義の大きい研究を広く募ります。

1. 研究助成の基盤となる財団としての考え方

国内での交通事故死者数はこのところ年々減少し続けていますが、事故そのものの件数は依然として高い水準にあります。海外では交通事故死傷者数は年々増加しています。本来自動車は人間の移動手段として生活や産業を永続的に向上していくべきものであって、そのために死傷者が発生することはあってはならないと考えています。これまでに死傷者発生防止のために様々な技術開発、法整備、教育活動などが実施されてきましたが、事故発生自体をゼロに近づけていくにはさらに「人」に焦点を当て、人間のミスを起こさせない、或いはそれが事故に結び付かないための画期的な手段、方策が求められています。また併せて、事故に至ってしまった場合の人体傷害の軽減、救急救命活動の迅速化、高度化等についても、さらなる向上が求められています。タカタ財団はこれらの早期実現に資する研究の促進を図るために助成を行います。

2. 助成対象

財団法人、社団法人、独立行政法人、大学、大学院、高等専門学校、専門学校等
(個人、企業は対象としません)

3. 助成を行う研究について

3-1. 助成する研究のポイント

  • 交通事故死傷者の低減に寄与する、特に「ヒューマンエラー」の対策に繋がる研究
  • 研究の成果が公益に資するものであること
  • 研究の視点、手段、方法等に先見性があり、交通社会の安全に資すること
  • 既成概念を打破する、独創性・革新性があること
  • 学際的、萌芽的研究を含む
  • 技術的なものだけでなく、社会的仕組みの改善、人の教育といった社会的分野の研究を含む

3-2. 助成の対象となる研究分野の例

(1)交通事故発生の原因の内、人に関わる要因の研究

  • 人の要因に関わる事故実態調査
  • ドライバーのミスを誘発する要因
  • ドライバーの運転負荷とその限界
  • ドライバーの運転に対する意識
  • ヒューマンエラーに関する分析 等

(2)ドライバーのミスを防止するための方策の研究

  • 車に装備するミス防止(運転支援)装置とその効果
  • ドライブレコーダによる事故原因分析と装着による事故予防効果
  • 車と人、車と自転車とのコミュニケーションによる事故防止 等

(3)交通社会の生活と安全を守るための教育・啓発の研究

  • ドライビングシミュレータによる模擬事故体験効果
  • 事故事例、ヒヤリハット事例による啓発
  • ドライバー運転能力低下の自覚誘導 等

(4)人体傷害軽減・救急救命のための研究

  • 救急医療体制及び医療内容
  • 乗員拘束装置、歩行者保護装置の改善
  • 傷害予測による医療効果向上 等

(5)交通環境改善による事故防止効果の研究

  • 道路標識、道路構造改善による効果
  • 交通事故ゼロを目指すモデル都市 等

(6)運転免許制度、保険制度に関する改善の調査研究

  • 運転不適格者(含む・認知症など)の峻別
  • 違反者に対する罰則の効果
  • 保険による安全意識高揚のためのインセンティブ 等

(7)その他、事故防止、死傷者低減のための方策に関する研究

4. 選定方法

財団に設置する研究委員会により、「3-1.助成する研究のポイント」に加え、以下の事項も含め、総合的に判断して選定します。
(1)研究の目標が明確であり、目標を実現するための研究計画、資金計画が適正かつ合理的である
(2)研究組織、体制が適切である

5. 助成金額

100~500万円/件/年
パソコン、ビデオ、カメラ等の汎用品の購入費を除く
所属機関の管理費等及び当財団報告会用旅費を含む

6. 研究期間

平成25年4月1日~平成26年3月31日

7. 申請手続き

このホームページにある申請書をダウンロードし、必要事項を記入した後下記宛先までメールにてお申し込み下さい。
申請書ダウンロード:エクセル
mail:satoshi.nishibori@takatafound.or.jp
申込受付期間:平成24年10月1日~平成24年12月15日

8. 結果の通知

平成25年2月末に文書をもって、採否の結果を通知します。

9. 助成実施に当たっての留意事項

(1)助成契約

助成研究と決定した際には、代表責任者と当財団との間に「助成契約」を締結します。万一契約に違反した行為があった場合には、助成金の返還請求などを行う場合もあります。また契約は単年度毎としますが、2年以上に亘る研究については全体計画を提示していただきます。

(2)研究実施計画書

平成25年4月19日までに研究実施計画書を提出して頂きます。

(3)研究報告書の提出

年度毎の助成研究の完了後、平成26年3月31日までに研究実施報告書、決算報告書及び研究成果報告書(日本文)を提出していただきます。

(4)中間報告について

平成25年10月31日までに、決められたフォーマットで研究進度の中間報告をしていただきます。

(5)送金

平成25年4月末に第1回送金(総額の50%以下)、中間報告受領後に第2回送金。

(6)タカタ財団助成研究報告会での報告

助成研究完了後、タカタ財団助成研究報告会(平成26年6月に東京地区で開催予定)にて研究成果を発表していただきます。

(7)インタビューについて

財団ホームページ掲載用の研究者インタビューに対応していただきます。

(8)知的財産権及び著作権について

助成の対象となった研究により知的財産権が発生した場合、その権利は研究者に帰属することとしますが、発生した旨を財団に連絡していただきます。また著作権も研究者に帰属しますが、財団発行の助成研究論文集と財団のウエブサイトにて公表することを無償で許諾するものとします。

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